うにかた
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こんにちは、うにかたと申します。
いつも後書きっつうと思うのですが。
後書きってむしろ先に読む人のほうが多ーい気がしますよね。なんか知人十人くらいに聞きましたら、大体みんな先に読むつってましたというか、六人くらいは先に読むって言ってて、あと三人くらいが『普通は先に読むだろうけどぼくはちゃんと最後に読むよ?』的な物言いで、『バカてめえ後書きなんだから後から読むもんに決まってんだろうバカバカバッカ』ってノーマルな主張したヤツは一人くらいでした。
だからもし次、なんかの機会に後書くことがあったら本の最初になんか書いたらいいなーと思うのですが、そしたら『後書き』じゃなくて『先走り』とかそんな文章になって卑猥じゃねえか。つーことはネチョだったら後書きはむしろ邪道ってことでしょうか。
うにかたと申します。
いつも後書きを読んでいて思うのですが、大衆的な後書きに関する考察みてーな文で後書き埋めるのってぜってー反則技ですよね。
つーわけで適当にまねっこ反則技やってみたらなんかふつうですいません……。
今回は大規模なSS合同誌ということで、緊張しまくりというか書いているときも欝入りまくりで沢山の人の力を借りてしまいました。有難う御座いました。有難う御座いました。もうそろそろ欝だとか言ってもスルーされそうで怖いですごめんなさいありがとう。
企画に誘ってくだすったたろひさんには紹介文を読ませていただいたときの甘酸っぱい気持ちを、今回急な頼み事にもかかわらずクリティカルなクオリティで栗でなくて茸を描いてくださったくまさんには私がはじめて挿絵を見た時の青春に近い青色をした乳酸菌を、この本を手にとって下さった読み手の方にはそれらをミックスジュースでトマトも100%入ってるよ! みたいな時空の歪みを謝辞としてこの場を締めさせて頂きます。
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世界爺
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愛用の懐中時計が壊れたので直したくてしょうがありません。割と安物ですけど。世界爺です。
合同誌はこれで二度目となります。十本刀からこのかた、少し積極的になっております。さて、それではまず謝辞を。予算やら絵師さん方との交渉、そして恐怖の赤ペン採点会で作品の完成度を鬼のように上げまくってくれたやらで今回の合同誌の土台を頑丈に組み上げてくださった参加文士および主催の皆様、ありがとうございます。全員が己を含めた全員を斬りまくるのはまさに死狂い。
次に、挿絵で気合どころか魂かかってるような咲夜さんを描いてくださったSHOさんに感謝を。今回、時計のデザインはかなり神でした。そして最終決定の扉絵を見たときの衝撃といったらもう色々と言葉にならぬので身体で返答致す(待て)。
最後に、手にとって下さった方々に渾身の謝意を。先に中身を読み終えた方、ありがとうございます。楽しんでいただけたでしょうか。次に後書きから読んでいらっしゃる方、期待を裏切らぬよう妄執すら込めて執筆したのでお楽しみに。挿絵しか見てないという方は、ちょっと勿体無いので本文も読んでください。きっと面白い。本文しか読んでいないという実に活字フェチな貴方。挿絵も神がかっているので見てください。とても素敵。
今回の話、愛用品である懐中時計が壊れたままだったこと、テーマが雨だったこと、そしてなにより咲夜さんと時計で一本、何か話を作ろうとプロットを立てていたことから、全てが始まります。
最初はまったく別の話を作っていたのですが、それの落ちの弱さに悩んでいたところ、夢で前者三要素がレーザー核融合。跳び起きてキーボードを狂いまわりながら叩いたことは今も印象深い。
その夢のイメージが上手く文章に出ていれば、読む方が想像できればいいな、と願っています。
それではそろそろページも終わるので。また創作の場の何処かでお会い出来れば幸いの極みです。
書いてて咲夜さんが可愛く思えちゃったよウフフ。
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豆蔵
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色々ありましたが、参加できて良かったです。
ありがとうございました。 豆蔵
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低速回線&セノオハルカ
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新角
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おやつ
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祭りの後
初めまして。東方界隈の底辺で物書きをしているおやつと申します。
周囲を見渡せば尊敬する作家さんばかりが集うこの合同誌にあり、どうやってこんなところに紛れ込めたのかと首を傾げたのが半年前。それでも何とか一作品を持ち寄って、こうして参加することが出来ました。私の書いた作品が、紙になって送り出されるという現実に未だ実感が湧きませんが、このような機会を下さった皆様には感謝の言葉もありません。
今回はテーマ雨ということで、捻くれ者の私は絶対天気は晴れにしようと心に決めておりました。
嘘です。
本当はテーマとか意識すると、それを凄くあざとく絡めようとしてしまう未熟者故、王道を行くことが出来ませんでした。ままならないもんじゃのう……
そしてもう一つ。この度私、盛大にページ超過をやらかしてます。普段はやらない削り修正が此処まで大変だとは思いませんでした。本当にままならないもんじゃのう(泣)
関係者各位に多大なご迷惑をお掛けして、この作品を送り出すことが出来ました。特にKatzehさんには駆け込みに近い挿絵依頼になってしまい、本当に申し訳ないです。
最後になりましたが、この作品に携わってくださった皆様に御礼を申しまして後書きに変えさせていただきたいと思います。
ありがとうございました!!
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藤村流
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あとがき ―― 藤村流
初めまして、あるいは過去の作品において何回かお目に掛かったことがあるやもしれませんが、東北のどこかでSSを書いている藤村流と申します。この度は「彩雨草子」にお招き頂き、感謝の言葉もございません。果たして皆様がご満足頂ける作品を書くことが出来たのか、書き手である以外には取り柄のない底の知れた人間でありますから、そればかりは想像するほかございません。しかしながら、皆様の想像をわずかに超える程度の秘封熱を感じて頂けたのなら幸いです。
今回、挿絵を描いて頂くことになりましたKOTOさんには、秘封倶楽部の魅力が最大限に詰まっているカラー、扉絵、挿絵を限られた時間の中で仕上げて頂きました。けれども、私の不備によりKOTOさんには締め切りなど多大なご迷惑をお掛け致しましたが、それすらも慎ましやかに受け入れられるKOTOさんの姿勢に、私めは非常に感動致しました。マジ泣きしました。ごめんなさい。そして本当にありがとうございました。
「雨の日に傘はいらない」の作品に関して語るべきことは、およそ全て物語の中に詰め込まれていると思います。けれども堂々とそう主張できる内容であるという自信もいまひとつないものですから、推理でなく、重苦しい感じのミステリーという扱いにしてよかった、と安堵の息を吐く程度に留めます。ほ。
私をこの企画に呼んでくださった主催様方、企画に参加され、感想・批評等によってこの作品をより高いところに押し上げて下さった皆様、陰ながら支えてくれた皆様に多大なる感謝を述べると共に、この先もきっと秘封倶楽部に対する愛は尽きることを知らないという最終的な結論をもって、わたくし藤村流のあとがきとさせて頂きます。
ありがとうございました。
―― 終 ――
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紫
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Hodumi
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彩雨草子の方、読んで頂き有難うございます。
内容の方は如何でしたでしょうか? 自作がどう思われたかが素直に気になるホヅミです。創想話の方ではローマ字表記ですが、ここは縦書きですし取り敢えず片仮名でのご挨拶で。
という訳で?雨?をテーマとしたこの本に一作参加させて頂いたのですが、これが中々難しく。
頭を捻った結果、個人的な雨への理想の一つをすっと表現しようと考えました。
いの一番に萃香の登場が決定し、次いで誰にしようかと考え悩み、よし慧音にしよう、と。この二人でかかれば良いかとも思いましたが、どうもダメですわという事になり霖之助が降臨。
これが良い結果に繋がった様で、話全体のぎこち無さがきれいに霧散したという。
そして、あれよあれよという間に時間だけが超特急。
一応終わってみれば余裕はあったのですが、取り掛かっている間はかなりの焦りがありました。
と、ここまでが所感やら回想やら。
そしてここからが土下座ショー。
サークル主催のたろひさん、編集をやってくださった近藤さんに土下座。気付けばお二人に色々とお任せしてしまっていました。でも次があればきっとまた任せてしまう予感がしますのでその時また土下座しますね?
挿絵依頼を割と時間無いのに快諾して下さった猫の手さんに土下座。「慧音はもっと微エロくお願いします」とかいう阿呆な要望すら笑って受け止めてくれるとは……っ。
そして買って下さった貴方に土下座。彩雨草子の全作品ひっくるめて、果たして値段に見合う価値があるのかどうかを考えると寒気がくるので考えないようにしていましたが、さてどうだったでしょうか?
さて、残り行も少なくなって参りましたのでこの辺りで。クーリエは東方創想話の方でまたお会いしましょう。
……ヤツが来ない? それはおかしいね?orz
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河瀬 圭
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後書きのフリした何か
どうも、河瀬圭です。
この度は本書をお買い上げ頂き、また拙作をお読み頂き誠にありがとうございます。
……よし、挨拶はこのくらいでいいかな。
自分の書かせて頂いた「Flowering flowering flowering」は咲夜好きの作者による咲夜好きの為の咲夜好きな話です。
また挿絵の依頼を受けてくださった猫描さんも類稀な咲夜好きという事で、咲夜好きにはたまらない作品となったという自信があります。
なんせ猫描さんの挿絵を一番楽しみにしていたのは自分だという事実も(笑)
実際、挿絵を見た瞬間に部屋の中を転げまわって喜び、奇声を上げ、壁に頭を打って星が見えても気になりませんでしたし?
とはいえ、初めての同人誌です。紆余曲折したり、推敲に三ヶ月もかけただけの甲斐はある作品に仕上がったと自負はしております。
そういえばこの合同誌には咲夜がメインの話があと二本ありますね。
それだけ自分にとっては嬉しいのですが、三者三様の咲夜像を見比べてみるのも面白いかもしれません。まぁ、一番愛を込めて書いてるのは自分ではないかなという自信はありますが(笑)
あぁもう咲夜が可愛いので毎回咲夜が登場します。むしろ咲夜がいないと話が書けません。
まず基本となるのは咲夜です。咲夜がいて初めて成り立つような話しか書いてません。
そんな自分が書いた咲夜の話です。もう愛とか色んなものは詰め込みまくってます。
この話でできる事は全て詰め込みました。まぁ、多少詰め込みすぎたような気もしますが(笑)
そんなこんなで紙面も尽きてきたので最後は恒例の言葉で締めたいと思います。ご愛読ありがとうございました。
楽しんでいただければ幸いです。それでは!
河瀬 圭
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床間たろひ
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後 書 き
こんにちは。床間たろひと申します。
普段はCoolier様の東方創想話でSSを書いていますが、メンバー一同『本になった自分の作品を見てみたい』との思いで、この企画を立ち上げました。
この後書きを書いている時点で、まだ形になっておりませんが、この本は何よりも自分たちのために作ったものです。
だけど、いやそれだからこそ『面白い作品を書き上げる。お金を払ってまで読んでくれる読者の為に』を心がけました。読んでくれた方が満足して頂けたのならば、これほど嬉しい事はないのですが。
今回の作品では、雨をテーマに書きました。
雨の日って、何か少しだけいつもと違う気がします。勿論、雨なんて取り立てて珍しいものじゃありません。一年で三分の一くらいは、雨が降っていますし。
それでもやっぱり、雨の日には何か色々考えてしまったりするのですよ。普段気にも留めないものに気付いたり、知らず溜息を吐いてしまったり。
きっと雨音が周りの音を消し去ってしまうから、普段は気付かない心の内を見てしまうのでしょう。
そんないつもと違う幻想郷の面々を、オムニバスで紡いでみました。何か一つでも、心に残る物があれば良いのですが。
今回、生まれて初めて自分の作品の挿絵を見ました。まさかこれほど嬉しいものだとは、思っていませんでした。素晴らしいイラストを付けて下さったうりうり様には、心からの感謝を述べさせて頂きます。
また力を貸してくれたメンバーのみんな、そして何よりも読んで下さった読者の方に、改めて心からのお礼を述べたいと思います。
本当にありがとうございました。
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こんにちは、うにかたと申します。
いつも後書きっつうと思うのですが。
後書きってむしろ先に読む人のほうが多ーい気がしますよね。なんか知人十人くらいに聞きましたら、大体みんな先に読むつってましたというか、六人くらいは先に読むって言ってて、あと三人くらいが『普通は先に読むだろうけどぼくはちゃんと最後に読むよ?』的な物言いで、『バカてめえ後書きなんだから後から読むもんに決まってんだろうバカバカバッカ』ってノーマルな主張したヤツは一人くらいでした。
だからもし次、なんかの機会に後書くことがあったら本の最初になんか書いたらいいなーと思うのですが、そしたら『後書き』じゃなくて『先走り』とかそんな文章になって卑猥じゃねえか。つーことはネチョだったら後書きはむしろ邪道ってことでしょうか。
うにかたと申します。
いつも後書きを読んでいて思うのですが、大衆的な後書きに関する考察みてーな文で後書き埋めるのってぜってー反則技ですよね。
つーわけで適当にまねっこ反則技やってみたらなんかふつうですいません……。
今回は大規模なSS合同誌ということで、緊張しまくりというか書いているときも欝入りまくりで沢山の人の力を借りてしまいました。有難う御座いました。有難う御座いました。もうそろそろ欝だとか言ってもスルーされそうで怖いですごめんなさいありがとう。
企画に誘ってくだすったたろひさんには紹介文を読ませていただいたときの甘酸っぱい気持ちを、今回急な頼み事にもかかわらずクリティカルなクオリティで栗でなくて茸を描いてくださったくまさんには私がはじめて挿絵を見た時の青春に近い青色をした乳酸菌を、この本を手にとって下さった読み手の方にはそれらをミックスジュースでトマトも100%入ってるよ! みたいな時空の歪みを謝辞としてこの場を締めさせて頂きます。
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世界爺
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愛用の懐中時計が壊れたので直したくてしょうがありません。割と安物ですけど。世界爺です。
合同誌はこれで二度目となります。十本刀からこのかた、少し積極的になっております。さて、それではまず謝辞を。予算やら絵師さん方との交渉、そして恐怖の赤ペン採点会で作品の完成度を鬼のように上げまくってくれたやらで今回の合同誌の土台を頑丈に組み上げてくださった参加文士および主催の皆様、ありがとうございます。全員が己を含めた全員を斬りまくるのはまさに死狂い。
次に、挿絵で気合どころか魂かかってるような咲夜さんを描いてくださったSHOさんに感謝を。今回、時計のデザインはかなり神でした。そして最終決定の扉絵を見たときの衝撃といったらもう色々と言葉にならぬので身体で返答致す(待て)。
最後に、手にとって下さった方々に渾身の謝意を。先に中身を読み終えた方、ありがとうございます。楽しんでいただけたでしょうか。次に後書きから読んでいらっしゃる方、期待を裏切らぬよう妄執すら込めて執筆したのでお楽しみに。挿絵しか見てないという方は、ちょっと勿体無いので本文も読んでください。きっと面白い。本文しか読んでいないという実に活字フェチな貴方。挿絵も神がかっているので見てください。とても素敵。
今回の話、愛用品である懐中時計が壊れたままだったこと、テーマが雨だったこと、そしてなにより咲夜さんと時計で一本、何か話を作ろうとプロットを立てていたことから、全てが始まります。
最初はまったく別の話を作っていたのですが、それの落ちの弱さに悩んでいたところ、夢で前者三要素がレーザー核融合。跳び起きてキーボードを狂いまわりながら叩いたことは今も印象深い。
その夢のイメージが上手く文章に出ていれば、読む方が想像できればいいな、と願っています。
それではそろそろページも終わるので。また創作の場の何処かでお会い出来れば幸いの極みです。
書いてて咲夜さんが可愛く思えちゃったよウフフ。
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豆蔵
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色々ありましたが、参加できて良かったです。
ありがとうございました。 豆蔵
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低速回線&セノオハルカ
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新角
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おやつ
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祭りの後
初めまして。東方界隈の底辺で物書きをしているおやつと申します。
周囲を見渡せば尊敬する作家さんばかりが集うこの合同誌にあり、どうやってこんなところに紛れ込めたのかと首を傾げたのが半年前。それでも何とか一作品を持ち寄って、こうして参加することが出来ました。私の書いた作品が、紙になって送り出されるという現実に未だ実感が湧きませんが、このような機会を下さった皆様には感謝の言葉もありません。
今回はテーマ雨ということで、捻くれ者の私は絶対天気は晴れにしようと心に決めておりました。
嘘です。
本当はテーマとか意識すると、それを凄くあざとく絡めようとしてしまう未熟者故、王道を行くことが出来ませんでした。ままならないもんじゃのう……
そしてもう一つ。この度私、盛大にページ超過をやらかしてます。普段はやらない削り修正が此処まで大変だとは思いませんでした。本当にままならないもんじゃのう(泣)
関係者各位に多大なご迷惑をお掛けして、この作品を送り出すことが出来ました。特にKatzehさんには駆け込みに近い挿絵依頼になってしまい、本当に申し訳ないです。
最後になりましたが、この作品に携わってくださった皆様に御礼を申しまして後書きに変えさせていただきたいと思います。
ありがとうございました!!
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藤村流
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あとがき ―― 藤村流
初めまして、あるいは過去の作品において何回かお目に掛かったことがあるやもしれませんが、東北のどこかでSSを書いている藤村流と申します。この度は「彩雨草子」にお招き頂き、感謝の言葉もございません。果たして皆様がご満足頂ける作品を書くことが出来たのか、書き手である以外には取り柄のない底の知れた人間でありますから、そればかりは想像するほかございません。しかしながら、皆様の想像をわずかに超える程度の秘封熱を感じて頂けたのなら幸いです。
今回、挿絵を描いて頂くことになりましたKOTOさんには、秘封倶楽部の魅力が最大限に詰まっているカラー、扉絵、挿絵を限られた時間の中で仕上げて頂きました。けれども、私の不備によりKOTOさんには締め切りなど多大なご迷惑をお掛け致しましたが、それすらも慎ましやかに受け入れられるKOTOさんの姿勢に、私めは非常に感動致しました。マジ泣きしました。ごめんなさい。そして本当にありがとうございました。
「雨の日に傘はいらない」の作品に関して語るべきことは、およそ全て物語の中に詰め込まれていると思います。けれども堂々とそう主張できる内容であるという自信もいまひとつないものですから、推理でなく、重苦しい感じのミステリーという扱いにしてよかった、と安堵の息を吐く程度に留めます。ほ。
私をこの企画に呼んでくださった主催様方、企画に参加され、感想・批評等によってこの作品をより高いところに押し上げて下さった皆様、陰ながら支えてくれた皆様に多大なる感謝を述べると共に、この先もきっと秘封倶楽部に対する愛は尽きることを知らないという最終的な結論をもって、わたくし藤村流のあとがきとさせて頂きます。
ありがとうございました。
―― 終 ――
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紫
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Hodumi
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彩雨草子の方、読んで頂き有難うございます。
内容の方は如何でしたでしょうか? 自作がどう思われたかが素直に気になるホヅミです。創想話の方ではローマ字表記ですが、ここは縦書きですし取り敢えず片仮名でのご挨拶で。
という訳で?雨?をテーマとしたこの本に一作参加させて頂いたのですが、これが中々難しく。
頭を捻った結果、個人的な雨への理想の一つをすっと表現しようと考えました。
いの一番に萃香の登場が決定し、次いで誰にしようかと考え悩み、よし慧音にしよう、と。この二人でかかれば良いかとも思いましたが、どうもダメですわという事になり霖之助が降臨。
これが良い結果に繋がった様で、話全体のぎこち無さがきれいに霧散したという。
そして、あれよあれよという間に時間だけが超特急。
一応終わってみれば余裕はあったのですが、取り掛かっている間はかなりの焦りがありました。
と、ここまでが所感やら回想やら。
そしてここからが土下座ショー。
サークル主催のたろひさん、編集をやってくださった近藤さんに土下座。気付けばお二人に色々とお任せしてしまっていました。でも次があればきっとまた任せてしまう予感がしますのでその時また土下座しますね?
挿絵依頼を割と時間無いのに快諾して下さった猫の手さんに土下座。「慧音はもっと微エロくお願いします」とかいう阿呆な要望すら笑って受け止めてくれるとは……っ。
そして買って下さった貴方に土下座。彩雨草子の全作品ひっくるめて、果たして値段に見合う価値があるのかどうかを考えると寒気がくるので考えないようにしていましたが、さてどうだったでしょうか?
さて、残り行も少なくなって参りましたのでこの辺りで。クーリエは東方創想話の方でまたお会いしましょう。
……ヤツが来ない? それはおかしいね?orz
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河瀬 圭
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後書きのフリした何か
どうも、河瀬圭です。
この度は本書をお買い上げ頂き、また拙作をお読み頂き誠にありがとうございます。
……よし、挨拶はこのくらいでいいかな。
自分の書かせて頂いた「Flowering flowering flowering」は咲夜好きの作者による咲夜好きの為の咲夜好きな話です。
また挿絵の依頼を受けてくださった猫描さんも類稀な咲夜好きという事で、咲夜好きにはたまらない作品となったという自信があります。
なんせ猫描さんの挿絵を一番楽しみにしていたのは自分だという事実も(笑)
実際、挿絵を見た瞬間に部屋の中を転げまわって喜び、奇声を上げ、壁に頭を打って星が見えても気になりませんでしたし?
とはいえ、初めての同人誌です。紆余曲折したり、推敲に三ヶ月もかけただけの甲斐はある作品に仕上がったと自負はしております。
そういえばこの合同誌には咲夜がメインの話があと二本ありますね。
それだけ自分にとっては嬉しいのですが、三者三様の咲夜像を見比べてみるのも面白いかもしれません。まぁ、一番愛を込めて書いてるのは自分ではないかなという自信はありますが(笑)
あぁもう咲夜が可愛いので毎回咲夜が登場します。むしろ咲夜がいないと話が書けません。
まず基本となるのは咲夜です。咲夜がいて初めて成り立つような話しか書いてません。
そんな自分が書いた咲夜の話です。もう愛とか色んなものは詰め込みまくってます。
この話でできる事は全て詰め込みました。まぁ、多少詰め込みすぎたような気もしますが(笑)
そんなこんなで紙面も尽きてきたので最後は恒例の言葉で締めたいと思います。ご愛読ありがとうございました。
楽しんでいただければ幸いです。それでは!
河瀬 圭
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床間たろひ
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後 書 き
こんにちは。床間たろひと申します。
普段はCoolier様の東方創想話でSSを書いていますが、メンバー一同『本になった自分の作品を見てみたい』との思いで、この企画を立ち上げました。
この後書きを書いている時点で、まだ形になっておりませんが、この本は何よりも自分たちのために作ったものです。
だけど、いやそれだからこそ『面白い作品を書き上げる。お金を払ってまで読んでくれる読者の為に』を心がけました。読んでくれた方が満足して頂けたのならば、これほど嬉しい事はないのですが。
今回の作品では、雨をテーマに書きました。
雨の日って、何か少しだけいつもと違う気がします。勿論、雨なんて取り立てて珍しいものじゃありません。一年で三分の一くらいは、雨が降っていますし。
それでもやっぱり、雨の日には何か色々考えてしまったりするのですよ。普段気にも留めないものに気付いたり、知らず溜息を吐いてしまったり。
きっと雨音が周りの音を消し去ってしまうから、普段は気付かない心の内を見てしまうのでしょう。
そんないつもと違う幻想郷の面々を、オムニバスで紡いでみました。何か一つでも、心に残る物があれば良いのですが。
今回、生まれて初めて自分の作品の挿絵を見ました。まさかこれほど嬉しいものだとは、思っていませんでした。素晴らしいイラストを付けて下さったうりうり様には、心からの感謝を述べさせて頂きます。
また力を貸してくれたメンバーのみんな、そして何よりも読んで下さった読者の方に、改めて心からのお礼を述べたいと思います。
本当にありがとうございました。
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